川端で「モツランチ」
お盆を過ぎたが、暑さは収まる気配がない。
今日は長野に来てまだ3ヶ月半の社員と市内の得意先を同行である。長野駅東口近くで昼飯時となり、「どうしましょうか」となった。
ここからほど近い「川端」に行ってみようということで車を走らせる。
12時ちょうどに店に到着したのだが、駐車場は既にほぼ満車である。
始めてここに来たという彼にお勧めを聞かれ、オーダーは「モツランチふたつ!」
来た来た。お盆が目の前に置かれた瞬間からなんとも言えない香ばしい香りが広がる。
かなりワイルドな見た目のモツ焼き。ドライタイプである。大きな鉄板で焼かれているのが想像できる。
ところどころ焦げているが、この絶妙の焦がし加減が実に香ばしくて美味い。噛み締めると焦げたところのカリッとした食感が最初に来て、次にクニッとしたモツの食感が来る。
ドライタイプではあるが、味噌味のタレがしっかり絡んでおりご飯の相手としては十分である。途中で一味唐辛子や醤油を垂らして味変を楽しんでも良い。かなり体格の良い彼も、「美味い美味い」と言いながら夢中でモツ焼を頬張っている。
この豚汁(ミニ豚汁と書いてあったが、全然ミニじゃない)がまた好きなのである。一見たっぷりのキャベツが具の中心に見えるのだが、キャベツの下にはベビーチーズほどの大きさの木綿豆腐と、卵が丸ごと1ヶ沈んでおり、これだけでもボリュームタップリである。
いや〜美味かった。これは仕事中に腹ペコで食べるのがいいな。ご飯も勿論合うけど、仕事終りにビールと一緒だったらもっと最高だな。いや、ハイボールもいいな。今日はもう俺だけ仕事終りにしちゃおうかな。
などと良からぬことを妄想しながら、店を後にしたのだった。