【長野市】秋山食堂で「ホタテと野菜うま煮定食」

秋山食堂の料理の画像

腹ペコ長野市民の味方、秋山食堂で味わう独創的な日替わりランチ

11時から長野市内中心部の得意先と商談、お昼前には終わるだろうと踏んでいたのだが、終わってみればもう13時を過ぎている。腹は減っているが、時間も時間だし、コンビニでパンでも買って食べようか、と考えた僕の頭にスパーンと閃いたのが、腹ペコ長野市民の味方、秋山食堂である。

店の到着が13時30分頃、引き戸を開けると誰もいない。もしやもうランチの営業は終わりかと思ってマスターに、「まだ大丈夫ですか?」と尋ねたところ「どーぞーー」と例の腹から出る美声で迎え入れられた。誠にありがたい。秋山食堂を貸切という実に贅沢なランチタイムの始まりである。

えーと、今日の日替わりメニューは何かな、ここは定番メニューももちろん良いが、日替わりのメニューの独創性に僕は興味津々なのである。おっ、今日は見たことのない「ホタテと野菜のうま煮定食(¥780)」だぞ、迷うことなくこれをオーダー。その後若者二人連れの客がやってきて貸切状態は解消されたが、午後の少々気怠い、リラックスした空気が店内には流れている。

しばらくして僕の定食が完成。カウンター席に座った時は目の前の一段高いところにご飯、味噌汁、小鉢、メインの順に置かれて自ら取るというスタイルがデフォルトなのだが、今日は目の前に洗い上がった皿が山積みされていて、マスターが全部運んでくれた。恐縮である。

メインのホタテと野菜のうま煮は、ベビーホタテとキャベツ、モヤシ、タマネギ、ピーマン、ニンニクの芽といった野菜を炒め、ガラスープを纏わせてとろみをつけたものだ。味付けは塩ベースで、上品な味付けである。このマスターの味付けって見た目と違って(失礼)意外と上品なのである。当初ご飯のおかずとしてはもう少しパンチがあっても良いと思ったが、この程度で抑えることで最後まで飽きが来ないし、やたらと喉が乾くこともない。体に優しいのである。

メインのおかずの品の良さを補うように、ネギとカラシたっぷりの納豆が嬉しい。

僕の後に来た若者は注文したチャーシューエッグ丼のボリューム感に感嘆というか、戸惑いの声を上げつつも黙々と食べている。

今日もお陰様で大変満足な昼飯であった。マスター今日も美味しい昼飯をありがとう。今年も出来るだけ足を運ぼう。


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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。