【長野市】カリメーラで「海老フライとナポリタン」

ここ、実は僕の勤務先から徒歩3分程度の距離なのである。しかし、ちょっと入るのに勇気がいるような雰囲気だし、そもそも喫茶店とかカフェというところに一人ではまず行かないので、縁がなかった。

しかしこの間、地元のテレビでここが紹介されていたのである。ここのナポリタンと海老フライとハンバーグのセットを目当てに、長野パルセイロの選手が食べに来るのだという。映っていたナポリタンがとても美味しそうでボリューミーだったので、思い切って来てみた。

日曜日の11時50分頃、すでに駐車場はほぼ満車である。普段はこんなに混んでいなかったと思うが、テレビ効果だろうか。

店内は懐かしい喫茶店そのものであるが、結構大きい。入り口を入ってすぐのカウンターの一番奥に陣取る。どこも程よく他の席からの視界を遮られており、どこに座っても居心地が良さそうである。

メニューの種類の多さに目を見張る。パスタからステーキから丼からうどん、ラーメン、餃子まである。

パルセイロの選手がいつも頼むのは欲張りコンボだったが今日はこのブログの趣旨(出来れば¥1,000以内)に沿って海老フライとナポリタン(¥980)をオーダー。

10分弱で熱い鉄板に載せられてジュージューいいながら到着。ケチャップの甘酸っぱい香ばしい香りが立ち込める。

極めて正統派のナポリタンだ。具は玉ねぎとピーマン、水煮のマッシュルーム。ボリュームはテレビで見た印象以上だ。ファミレスのパスタの1.5倍、350Gはあろう。

パルメザンチーズとタバスコをかけて頬張る。味付けはトマトソースベースとなっておりケチャップの甘さと酸味が強すぎることはない。何とも言えない懐かしい美味しさだ。熱い鉄板に接している部分のスパゲティがカリッとして、これまた美味い。

驚いたのがこのエビフライ。ちゃんと手作りである。衣は薄く、中身のエビは13/15サイズのブラックタイガー。エビの香りが強い。エビフライといえば半分は衣で、中身のエビも加水された透明の味の薄いやつ、というのにすっかり慣れていたので、こんなちゃんとしたエビフライは久しぶりだ。これが2本ついてこの価格であれば極めて良心的であろう。しかもタルタルソースもみじん切りのゆで卵とピクルスの入った自家製だ。恐れ入る。

いや、こんな身近にこんな良店があったなんて。ぱっと見の先入観で判断しちゃ人生損するな。またまたメニュー制覇したい店が出来てしまった。恐るべし長野。

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。