川端で「サバランチ」
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今日はある講習を受ける為に若里にやってきた。朝10時から夕方5時までの長丁場なのである。しかも同じ内容の講習を毎年受けなければならず朝から憂鬱だ。唯一の楽しみが昼飯た。若里で昼飯となれば、もうここで決まりでしょ。
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そう、「川端」。講習会場からよろめく様に向かい、12時10分頃に到着したが、店内は既に空腹を満たしにやって来た働く男たちでほぼ満席だ。
幸い相席のテーブルに滑り込むことが出来た。
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何を食べるかは既に決めてきたのである。前回訪問時に「モツランチ」についで多くの客が注文していた「サバランチ」である。
5分ほどで到着。
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こんがりと焼かれた鯖は、皮に箸を入れるとパリッとした感触があって、皮を突き破った中の身はふっくら柔らかく、ジュワッと脂が染み出してくる。
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大根おろしをたっぷり乗せて頬張る。脂ののり方からして近海ものではなく北欧産と思われるが、脂はたっぷり乗っているのにしつこさがない。軽く干してあり、旨みがぎゅっと凝縮していて、生臭さなど全くない。焼きサバには大根おろしと昆布の佃煮が添えられているのだが、この昆布の佃煮の甘じょっぱさが意外と焼きサバに合う。
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川端のランチと言ったらこのミニ豚汁。ミニと言っても普通のかけそばが入るくらいの大きさの丼である。キャベツとタマネギの優しい甘さが染み出した汁に、卵が丸々1ヶと大きめの消しゴムほどの豆腐入っておりボリューム満点だ。
脂の乗った焼きサバと野菜の甘みが染み出した豚汁のコンビネーションが絶妙である。
いや〜今日も美味かった。すっかり満足して、午後の講習は眠気に襲われたのは言うまでもない。