【長野市】カリメーラでハンバーグ定食
会社のすぐ近くにある名店、「カリメーラ」。しかし仕事中のランチで来たことはほとんどなく、来るとしたらもっぱら休日だ。
この店のゆるやかにいくつかに区切られた、昭和〜平成初期的なセンスでありながらもきちんと整えられた空間が何とも居心地が良い。ここで休みの日、まったりと料理を待つ時間が好きなのだ。
ジョギングを終えた日曜日の遅めのランチタイム、暑くて気怠い空気の中、久々にカリメーラのドアを開けると、程よく冷えた店内。先客がテーブル席に2組。誰もいないカウンターに陣取る。
ここはステーキ・スパゲティといった洋食からラーメンやチャーハンといった中華からうな丼やうどんといった和食までメニューの幅がものすごく広い。混沌としたメニューから選んだのは、意外にも初注文の「ハンバーグ定食(¥750)」。
実にオーソドックスな見た目のハンバーグ定食。皿に盛られたライス、それとお椀の味噌汁の組み合わせ。レストランと食堂の中間くらいの装いがこの店の立ち位置をそのまま現している様に感じる。ハンバーグに添えられているのは温野菜ではなく生野菜サラダである。
箸で切ると肉汁が溢れるジューシーなハンバーグ。それでいて肉の粒感をはっきり感じる。フワフワではなくしっかりした食感である。これは僕の好みのタイプだ。ここにサラリとしたデミソースが合わせられ、至福の旨さである。
カリメーラはご飯が美味い。大盛りにしておけばよかった…。
一度この店のラーメンを食べてみたいものだ、と思いつつ、いつも洋食を注文してしまうんだよね。ご馳走様でした。