【長野市】乙妻の「もつ焼き」(テイクアウト)
会社から自宅への帰り道の途中にある人気店、乙妻。
昼飯では何度か利用したことがあるが、いつも混雑している。店内にはびっしりとお品書きの短冊が貼られており、いつか酒を飲みながらあれこれ注文したいと思っていたが、自宅からはちょっと遠く実現出来ていなかった。
それがこの間、店頭に「持ち帰り始めました」の張り紙があるのを見つけてしまったのである。
これは利用しない手はない。早速電話し、評判のもつ焼き(¥730)を注文する。18時の開店直後であったので、すぐに出来るということであった。
店に行き、お姉さんからホカホカと温かい包みを受け取る。僕の他にも5〜6ヶの持ち帰りの包みが用意してあり、テイクアウトの人気は上々の様である。
近くの西友で地酒のワンカップも購入し、大急ぎで家に帰る(毎回大急ぎで帰っているが、ちゃんと安全運転の範囲内である)。
袋から出してみると、もつ焼きがぎっしりとパックに詰められている。
香ばしい香りが部屋に広がる。皿に移してみると、
これは普通の店のもつ焼きであれば2〜3人前はあろうかというボリュームである。
長野市民のソウルスパイス、八幡屋礒五郎の七味をかけて口に運ぶと、
美味い!
それほど脂っこくなく歯応えも程よく柔らかく、いくら噛んでもかみ切れないということはない。
モツの他に小さく切られたコンニャクが入っており、クニクニした食感がモツとよく合う。それらが醤油ベースの濃い目の味のタレで香ばしく焼かれている。少量の生姜と、たっぷり載せられたネギが良いアクセントになっている。
最初は1回では食べ切れないだろうと思っていたのだが、気づいたら全部ペロリと食べてしまっていた。しかもビール・日本酒・缶チューハイとちょっと飲みすぎてしまった。
居酒屋の楽しみはその雰囲気も含めて、というのは確かであるが、テイクアウトであれば車でしか行けない距離の為、なかなか飲みには行けない店の味を自宅で楽しむことが出来る。
叶うことであれば緊急事態が収束しても、テイクアウトは続けてもらえると嬉しいなあ。