【長野市】(閉店)せん龍大豆島店で「冷やし特製うどん」
朝から真夏の日差しである。絶好の日焼け日和だ。サンオイルを入念に塗り、いざジョギングへ。
いっぺんに焼くのは禁物だ。僕はこれで何度も失敗している。ちょっと物足りないかなくらいでちょうど良い。
それにしても暑い。少々ばてたので、冷たい麺が食べたくなった。そこでやって来たのは以前からチェックしていたこの店。
大豆島の「せん龍」である。通りかかるといつも車が沢山止まっている人気店で、気になっていたのである。
お昼ちょっと過ぎの入店だが、席はほぼ埋まっている。カウンターはなく、壁際の二人掛けの席に案内された。
メニューの中心はうどんである。裏面にはラーメンもある。いずれも手軽な値段なのが嬉しい。「冷やし特製うどん(税込¥700)」を注文する。
店内を観察すると、日曜日だけあって客のメインは家族連れであるが、作業着姿の男性のグループもある。暑い中誠にお疲れ様です。
5分ほどで到着。特製というだけあって表面は様々な具で埋め尽くされている。具の内訳は山菜ミックス、きのこミックス、わかめ、ゆで卵、天かす、かまぼこ、ネギである。
うどんは純白の、小麦粉の香りが香る関東風である。澱粉の入ったコシの強い讃岐うどんとは違い、柔らかめの優しい歯応えだ。つゆもダシの旨味が際立ったのではなく、醤油味の懐かしさを感じるタイプである。
決して、唸るような美味いうどんではない。しかし家族で来ても、仕事中に来ても、味も価格も安心して食べられる店というのは重宝するものである。どこに行こうか迷った時に、こういう店はふと頭に浮かぶのである。人気の飲食店というのは一筋縄ではいかず、興味が尽きない。