【中野市】飯盛で「カツ丼」【2023/9閉店】

お母さん一人でひっそりと営む食堂の絶品ソースカツ丼

6月の雨の日曜日、お昼にやって来たは中野市延徳小学校近くの「飯盛」。この店が面する県道358号線は小布施町と中野市を結ぶいくつかのルートのうちの一つだが、メインは谷街道の方でこちらは地元の人が時折車で走り去るくらいで、周囲に飲食店はおろか、コンビニも見当たらない。最初に通りがかった時、道路沿いの看板を見てこんなところに食堂があったのかと驚き、いまだにやっていることにさらに驚いたものだ。

1年半ぶりの訪問。店のお母さんは元気そうで安心した。

今日は「カツ丼(¥750)」を注文。お昼時ながら他に客はない。

壁に張られたメニュー短冊の並びが玉子丼・親子丼・カツ丼の順だったので、なんの疑いもなく卵とじカツ丼を予想していたのだが、しばらくしてお母さんが小ぶりな丼で運んできたのはソースカツ丼であった。ちなみに味噌汁は付かず、欲しければ¥150で別注文する必要がある。

しかしこのソースカツ丼がとても美味しかった。十分な厚みのロース肉に、パリッとした食感の細めパン粉を纏い、そこに自家製の甘めのソース。カツの下の千切りキャベツが後味をさっぱりさせてくれる。添えられたピーマンの素揚げがいいアクセント。

お母さんに話を聞いたら、店を始めて48年になるらしい。

壁の色褪せた色紙は、1970年公開の「待ち伏せ」という映画の出演者達のもの。主人公の三船敏郎のサインはお店には飾らずに大事にとってあるらしい。今は亡きご主人が店を始める前にタクシードライバーをやっていた時に撮影で志賀高原に来ていた俳優達に書いてもらったらしい。開店当初は食堂のほかサウナもやっており、当時としてはかなり意欲的な店だったと思われる。ごちそうさまでした。また来ます。

※残念ながら2023年の9月末を以って閉店してしまった。長い間お疲れ様でした。あとはゆっくりと人生を楽しんで下さい。

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。