【小諸市】夜来香で「チャーハンと半ラーメン」

「栄枯盛衰」という言葉が思い浮かぶ小諸駅前の中華料理店

6月のある土曜日、小諸駅前を散策してみた。

小諸は新幹線が出来る前は全ての特急列車が止まる駅であり、多くの人が降り立ってさぞかし賑わったと思われる。今では新幹線は南の佐久市を通る様になり、各駅停車の電車が停まるだけのローカル駅になってしまった。しかし駅の目の前には古びてはいるが立派な名前の現役のホテルがあり、1ブロックが繁華街になっており、スナックや居酒屋が立ち並ぶ、駅前が賑わっていた頃の面影を色濃く残している。

繁華街とはいえ、今では閉業してしまった店も目につくが、その中で昼間から営業していた数少ない店、「夜来香(イエライシャン)」に入ってみた。どこかで聞いたことのある店名だと思ったら、長野市の丹波島にある同名の店の本店なのだ。さらにはなんと京都にも支店があるらしい。

店内は少し薄暗く歴史を感じさせるが、町中華よりはちょっと本格的でちょっと重厚な本格志向の雰囲気。電照式の写真入りメニューが実にイカしてるではないか(イカしてるって古いかな…)。先客は2組。

メニューはものすごく豊富だ。本格的な中華料理から、オムライスまである懐の深さ。僕は週末でもやっているランチメニューから、「チャーハンと半ラーメン(¥800)」を注文した。

僕の注文が厨房でスルーされたちょっとしたトラブルがあったが、遅れて無事到着した。

ラーメンは細麺、豚ガラの香る懐かしい味わいのスープ。これは決して中華そばではなく、「ラーメン」だ。

紅生姜が添えられたチャーハンも懐かしい美味しさだった。デザートとして添えられた既製品のプチゼリーが実に愛らしい。懐かし目の味もボリュームも十分満足いくものだった。

会計を終えて店を出た。入る時には気付かなかったが、少し離れたところから店を振り返って驚いた。4階建ての立派な建物に、屋上には巨大な店名の看板。建物の一角には「スナック夜来香」まである(現在は閉店している模様)。まるで「千と千尋の物語」に出てきそうな、なんとも言えない寂れた雰囲気を醸し出していた。

スナック「夜来香」ってどんなスナックだったんだろう。現役時代に行ってみたかったなあ。

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。