【小諸市】壱番で「チャーハン」

雰囲気満点の人気の町中華で頂くボリューム満点のチャーハン

仕事の用事で会社の青年とやってきた小諸でお昼になった。

嬉しくなる。何せ小諸にはお気に入りの安くて美味くて古い店が揃っているからだ。

どこに行こうか迷った末、やってきたのは「中華壱番」である。

国道18号沿いのパチンコ屋の駐車場の一角で営業している年季の入った店だが、パチンコ屋は廃業してしまったので、広い駐車場に停まっているのは壱番の客ということになる。

小上がり3卓とテーブル1卓とカウンター10席ほどの店内。13時ちょっと前の入店であったが、半分くらいの席が埋まっていて、小上がり2択には「予約席」の札が置かれている。

ザ・町中華という趣のメニュー。僕は「チャーハン(¥600)」を、同行者の青年は「かに玉定食(¥850)」をオーダーした。

直後、隣のテーブルに運ばれてきた唐揚げ定食を見た青年はその山のように盛り付けられた唐揚げを見て絶句している。カウンターからは主人が手際よく調理している様子がいられて実に楽しい。

5分強でまず僕のチャーハンが到着。お玉でギューっとお皿に押しつけられている。

レンゲを入れるとほろほろと崩れる。ぱらりと炒めた後、スープをまとわせてしっとりと仕上げられたチャーハン。ご飯は2合分はゆうにありそう。具は卵、チャーシュー、長ネギと実にシンプルで、味付けも最初は控えめに感じたが、食べ進めるうちにちょうど良く感じてくる。このボリュームであっても飽きずに食べられる絶妙な味付けだ。これは美味い。

後から運ばれてきた同行者の青年のカニ玉もボリュームたっぷりでフワッとして大変美味しかったとのこと。しかし彼によるとカニが見つけられなかったそうだ。かに玉なのだからそんなはずはないと思うのだが、不器用な男なので見つけられなかっただけかもしれない。これは次回、自ら注文して真相を明らかにせねば。

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。