そば忠で日替わりランチ(ゆで卵天ぷら天丼とそば)
平日の遅めのランチ、今日やってきたのは中御所交差点の角にあるこの店。
「そば忠」である。昼飯時はサラリーマンで賑わっているのを度々見ていたが、訪問するのは今回が初めてとなる。駐車場は徒歩2分程度の離れた場所にある。13時過ぎの入店となったが、近所のサラリーマン、信大工学部の学生らでまだ賑わっている。
セットメニューから丼ものまでメニューが充実している。ランチタイムの人気は入り口に掲示してあった日替わりセットのようだ。
ランチセットは3種類。いずれも手頃な価格である。Aセットが「ゆで卵天ぷら天丼とそば」(¥700)となっていた。ゆで卵天ぷらとはどんなものだろうか。興味をそそられホールの奥さんに「Aセット」と注文したら、「あら、Aセットまだあったかしら」ということであったが、幸いにも最後の一食分が残っていたらしい。
無事にAセットが到着。
早速ゆで卵天ぷらを割ってみる。茹で卵というよりも半熟卵である。黄身がとろ〜りと流れ出し、天つゆを纏った天ぷらとご飯に絡みつき、これが実に美味い。天ぷらの衣は長野ではお馴染みのちょっとフリッターっぽいタイプ。地元日穀製粉の「花ころも」を使用していると思われる。
蕎麦の美味しさは見た目の通り。つゆが小さいそば猪口に7分目ほどしか入っておらず、最初から気前よく浸すと途中で足りなくなりそうだが、なんとかギリギリ間に合わすことが出来た。
タケノコとサバ缶の煮付け、これがまた美味しかった。小鉢に手を抜かない店は例外なく良い店である。
¥700のランチでボリュームも味も大満足、人気の理由がよくわかった。
これからも長いこと、近隣で働く人たちや学生の腹を安価に満たして欲しい。