おかね食堂で「酸辣湯麺」

須坂で商談を終え、長野市内に戻る途中、ちょうどお昼になった。

腹減ったなと思った時にパッと閃いたのが近くのここ、

おかね食堂である。

初めて訪れた時は「こんな住宅街の中で客は来るのだろうか」と思ったが、半径1kmくらいには倉庫系とか工場系の会社が結構あるのである。それらの従業員が昼飯時になるとあちこちから集まってくる。

先客がいたので店内の画像は遠慮した。

ここはラーメンと丼の日替わりセットが魅力的だが、今日はこれもおすすめだという「酸辣湯麺(¥780)」を注文。

ご両親と若い息子の三人で手際よく料理を仕上げていく。口数は少ないが、絶妙のコンビネーションだ。

5分ほどで到着。

ラー油が中心部に綺麗な円形にかけられている。その中心に小口ネギがこれまた綺麗に載せられ、丁寧に作られていることが伝わってくる。ちょこんと添えられたオレンジが可愛らしい。

かなりドロミの強いスープから麺を引き出す。結構抵抗があり力づくで引っ張り出す。具はハム、細切りの筍、卵である。

フーフーして勢いよく啜る。アチチ、熱い、酸っぱい、辛い、そして美味い!

麺は中太のウェーブ麺。もちもちした歯応えがあり熱々のスープに浸っていてもすぐには伸びない。スープは酸っぱさが結構際立っていて、次にラー油の辛さが来て、そしてちゃんと旨味も感じる。大量の片栗粉でスープがまとわりついた麺をベロベロと啜るのが楽しい。

食べている途中で顔からの汗が止まらなくなってくる。ティッシュで顔を拭き拭き、酸辣湯麺と格闘する。

熱々で酢が効いたこの酸辣湯麺は真夏の猛暑日に食べたら最高だろう。ただしその時はタオル持参は必須である。

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。