食堂大黒で「チャーシューメン」

雪の予報であったが、朝からしとしと雨が降っている。寒いことは寒いが、スパッと切られるような冷たく乾いた空気ではなく、少し湿って柔らかい冷たさである。大寒も過ぎたばかりで、まだ春の気配を感じるには早いが、しかし冬も終わりに向かっていることを感じさせる。

そんな中やってきたのは、

千曲の「大黒」である。

以前ここで食べたニンタレカツライスは大変美味しかった。もっともニンニクがすごく午後は外出を自粛せざるを得なかったが。

そのニンタレカツライスについてきたスープがラーメンのスープだったのだが、一口飲んで「うむ、ここのラーメンは絶対に美味いはず」と確信したのである。

今日はそのラーメンの味を確かめに来た。

12時15分頃に到着。外に待ち客はいなかったが、店内は一杯であった。一杯とはいっても何せ8畳ほどの客室に四人がようやく座れるテーブルが3卓という小さな店なのである。

パラパラと雨が降る中10分ほど待つ。

一人客が出てきた。奥のテーブルで相席となる。ここは一人客は相席が基本である。

奥さんが温かいお茶を出してくれて、間髪入れず「チャーシューメン!」と注文。すると厨房から旦那さんが「チャーシュー、脂の多いのと少ないのとどっち?」と聞いてきたのである。僕はバラチャーシューの脂身が好きなので迷わず「多いほう!」と答える。脂の多いバラチャーシューと少なめのロースまたはモモのチャーシューの2種類を用意してあるのだろうか。であれば相当芸が細かい。

5分ほどで到着。小さな丼になみなみとスープが張られている。不思議なもので美味いラーメン屋の丼ってだいたい小さめだ。たまにやたら大きい丼で出されるラーメン屋があるが、大抵美味しくない。不思議だ。

透き通った鶏ガラベースのスープは、染み渡るような旨みがある。醤油は控えめだが、程よい塩気はある。麺は平打ちの若干柔らかめの縮れ麺。佐野ラーメン系統のラーメンだ。

8枚ほど載せられたバラチャーシュー。肉の部分はほろほろと柔らかく、脂身はプルプルした歯応えで噛み締めるとジワーっと甘く、至福の旨さだ。気前よく載せられた細めのメンマも良い。

僕の後に入ってきた若いカップルが、チャーシューメンとニンタレカツライスを注文した。初の来店のように見受けられたが、片方だけニンタレカツライスなど食べて、この後のデートはどうなってしまうのだろうかと余計な心配をしてしまった。

全部飲み干したくなるスープだ。飲み干して、コップのお茶も飲み干して、「ごちそうさま、美味しかった!」

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。