天津飯店で「ニラレバ定食」
勤務先から車で5分ほどのところにある古ぼけた(失礼)食堂。しかし昼飯時に通りがかった時、スーツや作業着の人々が出入りしているのを見て、一度行ってみなければと思っていた。
それがここ、「天津飯店」である。
土曜日の12時ちょっと前にも関わらず、10席ほどのカウンターは既にほぼ満席である。たまたま一番端っこが空いていて、座ることが出来た。ラッキー。
視界から先客がいなくなったタイミングを見計らってパチリ。
いかにも町中華といったメニューを予想していたが、それより若干本場寄りだ。いわゆる普通の醤油ラーメンが見当たらない。
ホール担当の奥さんに「ニラレバ炒め(¥800)」をオーダー。僕の後にも作業具姿の4人連れが入ってきたりして、店内は活気にあふれている。
10分弱で「お待たせしました〜」と到着。
なかなかのボリュームだ。
大ぶりにカットされたニラは火の通し加減が絶妙で、プリッとした食感である。野菜はもやしとニラ、少量のタマネギとキクラゲも入っている。油控えめで味付けは醤油ベースのあっさり系だ。一口目のパンチは弱めだが、食べ進めるにつれて丁度よくなってくる。不思議なもので、このような味付けの店の方がしょっちゅう行きたくなるものだ。
レバーは一切れが大ぶりな分、枚数は7枚ほどであったため、もやしとの配分を考えながら食べないと、終盤はレバーなしでもやしとニラを食べる、という事態に見舞われる。注意が必要だ。
面白かったのがこのミニサラダで、千切りのレタスに塩とパプリカが振りかけてあった。これがなかなか美味しい。
それと、ご飯もスープもとても美味しかった。
会社の近くにまたしても良店発見。次は天津麺を食べてみたいと思いながら店を後にした。