とら食堂で「焼き肉定食」

長野市中心部から東方へ10km程度、須坂から小布施に抜ける道沿いにある「とら食堂」。

秋山食堂にも負けない、味わいのある昭和テイストの外観で通るたびに気になっていた。しかもいつも混んでいる。これは長年にわたって多くのファンに愛されているということである。

日曜日の朝、ジョギングで15kmほど走ってからシャワーを浴び、空腹でよろめきながら11時半頃に店に到着。既に車が沢山停まっている。

入り口入ってすぐに8人がけの大テーブルがあり、壁際に2人がけの小さなテーブル、奥は座敷になっており4人がけの座卓が6卓ほど並んでいる。8人がけのテーブルの隅っこに座る。

従業員が多い。いずれも美人のお姉さんがホールに3人、キビキビと動き回っている。それだけ昼時は忙しいということであろう。

お姉さんに一番人気の焼き肉定食 大盛り(¥1,250)を注文。

このサイトの趣旨は¥1,000以内でそこそこ美味しくお腹いっぱいになるということであるが、一番人気とお勧めされたらこれを頼まない訳にはいかない。今回はご容赦頂きたい。

5分程で到着。食欲をそそるビジュアルだ。

タレの量が多い。肉は勿論、付け合わせの生野菜まで完全に浸かっている。

肉は厚みのある豚ロース肉。「みゆきポーク」という地元のブランド豚らしい。

みゆきちゃん頂きます。

う〜む、このタレ美味い!

甘辛の醤油味ベースだが、かなり生ニンニクが効いており、さらにゴマがたっぷり入っている。

みゆきポークは厚切りでありながらしっとりと柔らかく、容易に噛み切れる。タレをたっぷりまぶした肉をご飯の上でバウンドさせ、ガブリと噛み付いたら間髪入れずタレの染みたご飯をかき込む。次にタレでびしょびしょになったキャベツを同様にご飯にバウンドさせて口に放り込む。以下繰り返し。

ご飯の盛りは控えめであるが、おかわり自由である。さらに味噌汁とキャベツまでおかわり自由という太っ腹さである。僕はご飯だけをお代わりしたが、僕の先に焼き肉定食を頼んだ男性は「3点セットちょうだい」とお姉さんに頼んでいた。

大盛でも肉の量は150Gと控えめではあるが、このタレとキャベツがあればご飯が2杯はいける。

小鉢の煮付けと糠漬けも手作りである。手抜きがない。

しかしこのタレが本当に美味い。このタレだけ売ってくれないかな。

少々予算オーバーにはなったが、次回は「お姉さんおかわり3点盛りお願い」と常連ぽくお願いをしてみよう。そうすれば十分元が取れる。

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。