【塩尻市】食堂S.Sで「卵焼き定食」と「煮サバ」

創業まもなく60年!今でも大人気の宿場町のドライブイン

2023年ゴールデンウィーク真っ只中。行楽地や空港は多くの人で賑わっているらしいが、僕の会社の休みは土日と水曜日だけ。何せ大型の連休は稼ぎ時となる業種なので、長い休みは取りづらいのだ。

5月4日、貴重な休みの水曜日。せめてもとぼっちでも楽しめるプランを考えた。

塩尻にある大好きな「食堂S.S」に行って美味しい朝飯を食べて、その後諏訪湖に行き、湖周ランをして、温泉に入り、昼飯を食べて帰ってくる。どうです、楽しそうでしょう。

朝6時に自宅を出発し、8時ちょうどに到着した一年ぶりの食堂SS。白い壁に真っ赤な食堂S.Sの文字が朝日に照らされて眩しい。広い店内はすでにほぼ満席。辛うじて4人がけのテーブルが一つ空いているのを見つけて滑り込む。僕の斜め前では4人組のおじさんたちがすでに瓶ビールで盛り上がっている(ハンドルキーパーはちゃんといた)。

僕の後にも次々客がやってきて、ホールのおばちゃんは大忙しだ。

店内を歩き回るおばちゃんを捕まえ、「卵焼き定食(¥730)」と「煮サバ(¥300)」を注文。これを注文することはあらかじめ決めてきた。コッテリと長時間煮込まれたここの名物煮サバは欠かせない。

次々押し寄せる客でオペレーションはホールも厨房もキャパオーバー気味で、二人連れの片方が食べ終わったのにもう一人の注文品が届かないなど若干混乱している模様。優しそうな店のおばちゃんが一所懸命謝っている姿を見て、こんな忙しい日にやって来て申し訳ない気持ちになる。

30分待ってやって来た卵焼き定食。艶々と美しい卵焼きは期待通りの甘めの懐かしい味付け。千切りキャベツの上にちょこんと載せられた小さなパセリとパプリカの一片が実に愛らしい。それにコッテリと煮付けられた煮サバが最高に合う。ほかほかご飯を頬張り、熱い味噌汁を流し込む。これは美味い、最高で完璧な朝定食であった。

常に混雑に慣れている都会の食堂とは違うので、連休中にここを訪れる予定の皆さん、多少待つことは大目に見てあげて下さい。美味しかった。ごちそうさまでした。おばちゃん頑張って〜!

店を出て、車を諏訪湖に向かって走らせた。

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。