【塩尻市】紅蘭で「広東麺セット」

ここのチャーハン、もしかしたら人生No.1かもしれない…!

塩尻市の食堂S.Sで「卵焼き定食」で最高の栄養補給した後、車を諏訪湖方面に走らせること約30分、諏訪湖畔の日帰り温浴施設、「すわっこランド」に到着。広大な駐車場に車を停めさせてもらう。

諏訪湖1周16kmランをスタート。諏訪湖は湖州にランニングコースとサイクリングコースが別々に整備されており(一部整備中区間あり)、清潔なトイレも等間隔で整備されていて、誰でも安心して走ることが出来る。景色も賑やかな街中から住宅や美術館が立ち並ぶ閑静なエリア、公園の中、自然豊かなエリアなど変化に富んでおり、飽きることがなかった。流石にゴールデンウィークだけあって、走る人、歩く人、コースは沢山の人で賑わっていた。

途中で何度も立ち止まって写真を撮ったりしていたので16kmを2時間かけてゴール。すわっこランドでひとっ風呂浴びて、さてお楽しみの昼ご飯である。この辺りはうなぎが名物で、長い行列の出来ているうなぎ屋もあったが、そんな行列に目もくれずにやってきたのが、塩尻市中心部にある中華料理店「紅蘭」。

前日に営業していることは確認済み。気取らない街中華と思いきや、店内の雰囲気もメニューも思いのほか本格志向だ。ただし価格は実に手頃。セットメニューが豊富なのが嬉しい。地元客らしき先客が2組。優しそうな奥さんに広東麺と半炒飯の「広東麺セット(¥1100)」を注文。

しばらくして奥さんが運んできてくれた広東麺セット。麺は極細のストレート麺、しっかりとした旨みはありながらも品のあるスープ、ここの店主は本格中華の勉強をした人だというのが即座にわかる。

驚いたのが炒飯。見た目は普通なのだが、口に入れた瞬間のふわっとした食感はオムレツの如く、同時にしっとりしていながら決してギトギトした油っぽさはない。この炒飯は間違いなく絶品だ。もしかしたら人生で食べた炒飯の中で一番かもしれない。ジョギング&風呂の後という何を食べても美味しく感じるという身体的条件もあるのかもしれないが。

会計の時奥さんに聞けばもう開店から55年くらいになるのだという。「チャーハンが本当に美味しかった」と伝えたら喜んでくれた。このチャーハンだけでもわざわざ長野市から食べに行く価値がある。ごちそうさまでした。

帰りに諏訪湖を一望出来る立石公園に寄ってから長野に帰った。あ〜楽しい休日だった。

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Tanoyatsu

単身赴任で長野に来て4年目の40代半ば男子。休日の趣味は水泳、ジョギング。ハラペコを満たしてくれる安くて美味くて大盛りの店を探すのが楽しみ。