キッチングリーンピースで「Bランチ（ハンバーグと魚のフライ）」

自分の稚ブログを読み返してみてはたと気づいた。このところラーメン続きだ。ラーメンは好きなので自分自身飽きることはないのだが、投稿のバランスを考えると今回もラーメンというわけにもいくまい（ま、そんなことを気にするほどのブログではないのだが）。というわけでやって来たのは以前からチェックしていたこの店、

桐原の「グリーンピース」である。

店の前に2台の車が止められるスペースがあるが、土曜日のお昼過ぎに行ったら既に埋まっている。近くのホームセンターで時間を潰し、十数分後に再び赴くと、ちょうど一台出るところであった。ラッキー。

入ってみると、テーブルが5つのさほど広くない店内は大方客で埋まっている。表に止まっていた車は一台だけだったのでこれは意外な混みようであった。外観は古いが中はこざっぱりと清潔である。

テーブルに置かれていたメニューはランチセットのみ。その他壁に各種セットやアラカルトのメニューが貼られている。まずは洋食屋の基本、ハンバーグを頂いてみよう。ということで「Bランチ（ハンバーグと魚の野菜盛り込み・¥950）」を注文。

ホールは愛想のいい奥さん一人で担当している。厨房で調理を担当しているのは旦那さんと思われる。

結構待った。20分ほどで「お待たせいたしました〜」と到着。

大盛りのサラダが美しい。皿に盛られたご飯と味噌汁がいかにも昭和の洋食屋だ。デザートまで付いてきた。

150gほどのハンバーグにエビフライとカニクリームコロッケが付いてくる。

ハンバーグに割り箸を入れる。予想していた手応えよりもずっと柔らかく、豆腐を切るくらいの力で切れてしまう。口に入れてもほろほろと溶ろける様な食感だ。おそらく焼き上がったハンバーグをブイヨンか何かで煮てあるのだろう。もう少し肉らしい弾力感があっても、とも思うが、この柔らかさで長年多くの人に愛されて来たのであれば僕如きが口を挟む余地はない。これはこれで大変美味しいから。

このデミソースがまた美味い。ベースは業務用かもしれないが、ちゃんとシェフの手が加えられている。エビフライもカニクリームコロッケもちゃんと手作り、タルタルソースも手作り、大盛りのサラダにかけられたドレッシングも手作りで、手抜きの部分が見えない。こりゃ多少時間がかかっても仕方あるまい。