食堂大和で「中華そば」と「餃子」
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長野に来て3回目の冬だが、今年が一番寒さが厳しい。年明け前にしないでこれだけ雪が積もったのは初めてだ。しかし長野の冬は本当に美しい。
雪の中やってきたのは小川村役場近くにある、
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「食堂大和」。並走するオリンピック道路は白馬に行くのにしょっちゅう走っていたが、旧道沿いにこんな食堂があるのを知らなかった。
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歴史を感じさせる店内。おばちゃんが二人で切り盛りしている。
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魅力的なメニュー。中華そば(¥500)と餃子(¥385)を注文。
しかしこんな鄙びた(失礼)集落の中にある食堂にしては結構繁盛している。地元民らしい客と、僕のようにわざわざ遠くから来たように見受けられる客もいる。
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10分弱で到着。餃子が思いのほか大きい。
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店の雰囲気からの予想を裏切らない正統派の中華そばだ。
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中太の弱いウェーブがかかった麺。豚ガラのスープは醤油の風味が立つ、思わず最後まで飲み干したくなる素朴な味だ。厚めに切られたバラチャーシューが柔らかくてこれまた美味い。
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こちらは予想のはるか上のボリュームの餃子。ずっしりと大き目なのが5ケ。この価格も十分納得である。
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肉ぎっしりでボリュームタップリ。ニンニクが程よく効いていてジューシーで実に美味い餃子であった。これとビールだけでも十分楽しめそうだ。この餃子のお陰で結構お腹一杯になる。
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ラーメンの直後におばちゃんが持ってきてくれた野沢菜。焼酎の風味が効いていて美味い。長野に来てあちこちの野沢菜を食べたが、それぞれの家庭の味があって野沢菜大好きになってしまった。
長野五輪に際して、オリンピック道路というバイパス道路が出来てから、小川村の中心部を通る旧道を通る車は激減したはずである。僕自身もオリンピック道路は50回くらい走ったが、この旧道を通ったのは初めてだ。しかし、車の通りは激減したとはいえ、このような良店がちゃんと生き残り、いまだに多くの人に支持されていることを初めて知った。「名店は旧道にあり」。
やはり長野恐るべし。次回から小川村を通過する時は必ず旧道を通り、ここの全メニュー制覇を誓って店を後にした。