三幸軒・川中島店で「天丼定食」
12月も半ばとなり、朝晩の冷え込みもきつくなってきた。でも思い切って外にジョギングに出てしまえばあっという間に体はポカポカである。
体はポカポカ、腹はペコペコ。さあ今日の昼飯は、
三幸軒・川中島店である。まだ12時前なのに駐車場はほぼ満車だ。
カウンターに座り、今日は天丼定食(¥790)をオーダー。
僕の一つ席を開けた左隣では常連らしきおじさんが昼から焼酎の水割りをグイグイ飲んでいる。いいなあ。
厨房もホールのお姉さんたちも大忙しだ。20分ほど待って到着。
いつものなんの変哲もないラーメン。
中太のストレート麺と、豚ガラベースのスープ、載っているのはチャーシューとメンマとネギである。極めて普通であるが、この普通さが良い。どこにも尖ったところがなく、安心して食べられる。
天丼は予想よりもちゃんとした天丼だ。具はエビ・チクワ・カボチャ・ナス・しいたけである。いずれもカラッと揚げたてで、隣にある天丼チェーン店にも負けていない。タレがもうちょっと多いと嬉しかったけど。
まず、あらかたラーメンを片付けてから天丼に取り掛かる。時折ラーメンの汁をスープ代わりに啜り込む。ラーメンの汁が優しい味だからこそなせる術である。
小鉢のほうれん草をとろろで和えたのが美味しかった。ここはいつも小鉢が美味しい。
三幸軒はこの雰囲気がいい。忙しいことは間違いないのだが、決して殺伐とせず、忙しいことに慣れている。ホール係のお姉さんも時折僕の隣の焼酎のおじさんと二言三言世間話しながら動き回っている。客も決して急かしたりせず、のんびり待っている。
日曜日の昼下がりにふさわしいリラックスした気持ちで、店を後にした。