【松本市・食堂】慶楽で「手作りハンバーグ定食」
仕事の都合で、久々に松本に行くことになった。14時過ぎの訪問予定なので自ずと昼飯は松本市内ということになる。かつては仕事で赴いた見知らぬ土地での昼飯は無難にチェーン店が多かったのだが、このブログを始めてからは、事情が許せば多少遠回りにはなってもその土地で長野愛されている店を探して赴くようになった。
というわけで今日の昼飯の場所に選んだのがこちら。
「慶楽」である。
店に入ったのが13時過ぎになってしまい、他に客は誰もいない。
実に魅力的なメニューラインナップではないか。ここで目に入ったのがわざわざ「手作り」と謳っている「手作りハンバーグ定食(¥700)」だ。
そういえば外食でハンバーグを注文したのっていつ以来だっけ。3年くらい前にびっくりドンキーに行った時以来か。でもびっくりドンキーのハンバーグとあの大根サラダって美味しいよね。
10分ほどで到着。これは実に好ましいビジュアルのハンバーグ定食ではないか。
箸で一口大を切り取って噛み締める。カリッと強めの焼き目がつけられた表面の中は、ゴツゴツした食感の挽肉と、荒めのみじん切りで甘さが引き出されつつも辛うじてシャキッとした食感が残った玉ねぎ。
極め付けはケチャップとウスターソースを合わせた懐かしさこの上ない甘酸っぱしょっぱいソース。
一気に記憶は30年前にタイムスリップする。これはまさに自分が少年時代に母親が作ってくれたハンバーグである。結婚してから妻が作ってくれたハンバーグはもっとアップデートされたものである。これは本当に懐かしい昭和のハンバーグだ。
いや、本当に美味しかった。いいものを食べさせてもらいました。松本に来た時には是非寄って、味覚のタイムスリップを体験したい。