夜香来で「パイコー定食」
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今日は2月12日。2月も立春を過ぎると朝晩の寒さにも少しづつ柔らかさが出てきて、日中になれば太陽の暖かさが実感出来るようになってくる。僕にとっては嬉しい季節だが、花粉症の人にとっては憂鬱な季節であろう。ちなみに僕は家族でただ一人だけ花粉症とは無縁である。そんな呑気ものが今日やって来たのは、
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青木島の「夜香来」。「イエライシャン」と読む。店名はいかにも中華料理店なのだが、「とんかつの店」の看板がやけに目立つ。
入り口ドアを開けると次に正面に「とんかつ」と書かれたドア、左に「中華」と書かれたドアがあり、一瞬どちらに入れば良いか戸惑う。中華のドアの向こうには厨房と人の姿が見えたのでそちらに入った。初老のお母さんがにこやかに出迎えてくれた。
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一品メニュー、とんかつ、麺類、定食と種類は大変豊富なのだが、今日はランチメニューから何か一品選ぶこととした。目を引いたのは「パイコー定食」。えーとパイコーってなんだっけ。あ、そうかパーコー麺のパーコーか、豚の唐揚げみたいなもんだっけ。
というわけで「パイコー定食」をオーダー。
入店したのが金曜日の13時を回っていたが、先客は二人連れのひと組だけ。その先客も僕が注文して程なく食事を終わらせて出て行ってしまった。ここにくる途中の青木島の交差点にできたタンメン専門店はすごい行列だったが。ネット上での口コミはそう悪くなかったようだったけど…若干不安を覚え始めたタイミングで到着。
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こりゃ食欲をそそるビジュアルだ。1cm以上の厚みのあるロース肉が2枚、なんとも言えない旨そうな色に揚げられている。
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綺麗に脂身が取り除かれ、カリッと香ばしい衣を纏ったロース肉。しっかり目の下味がつけられており、カレー粉と八角の香りが鼻に抜ける。程よく柔らかくジューシーだ。キャベツにかけられたタレがこれまた美味い。気前良く盛られた大盛りご飯にこの上なくよく合う。全体的にかなりのボリュームであったがあっという間に平らげてしまった。
小さなデザートは杏仁豆腐かと思ったが口に入れてみるとホイップクリームを載せたヨーグルトであった。
いや〜美味しかった。ボリュームも味も¥800のランチとしては大満足だ。ここもランチ全制覇しなければ。こりゃしばらく長野を離れる訳にはいかないな。